区切り第5回4日目 天気晴れ

ストーカー現る

朝3:30起床、昨日激痛だった足のマメが化膿してしまった。マメが化膿するのは初めてだ。今日から厚手の靴下を二重に履く。こうするとだいぶ楽になる。下に降りると女将さんも起きてくれて見送りして頂く。山沿いの道を少しずつ登りながら進んでいく、一時間おきに休憩し、化膿したマメを排膿して消毒をする。途中いくつか道が枝分かれをして段々道が狭くなり、車の通行量も日が昇るのに通行量が増えない。

明るくなってから一時間過ぎに最初の峠下坂場峠に差し掛かる。ここは自動車が通る道をショートカットするのですぐに通過。その先は県道42号線、220号線と合流。ここで久しぶりに自動販売機を発見。山間の静かな集落の朝、自動販売機にお金を投入すると。

「いらっしゃいませ〜〜冷たいお飲物はいかがですかぁぁぁぁ」

と、音声合成のお姉ちゃんの声が響く。目覚めの缶コーヒーと500mlのオレンジジュース(スポーツドリンクに飽きたので)を買う。缶コーヒーはその場で、オレンジジュースはペットボトルに移してこれから挑むひわた峠に備える。

更に細い道を進み山がどんどん深くなっていく。途中からアブと蜂に付きまとわされる。最初はハエだと思い、小走りで逃げようとしたが、これが視覚刺激で興奮する彼らに逆効果。ダッシュしても執拗に追いかけてくる。「あ〜も〜いい加減にしろよ〜」と声を出しながら逃げる。全然懲りない奴らだ。ストーカーよりも怖い。実は今回暑さ対策で早朝出発を想定してドライバーからの視認性を良くする理由で黄色のリュックを使ったのだがへんろ道では逆効果。蜂を呼ぶリュックへと変貌したのだ。

 

早朝4時出発、足のマメのひとつが化膿して1時間歩くたびに排膿+消毒を繰り返しながら登り坂をのぼる。

(43番から約48km)

最近町名が変わった久万高原町に到達(43番から約54km)

人の家の敷地内に侵入しないとバスの時刻が分かりません(43番から55.6km)

鶸田峠のへんろ道、ハチにストーキングされた。(43番から約57.5km)

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