区切り第5回第8日目(最終日) 平成16年8月25日(水) 天気晴れ

ルート変更

早朝5:30に石鎚温泉を出る。荷物はフロントに預かってもらい、札所は1つも巡拝しない計画なので荷物は杖と笠とデジカメのみ。朝5:46始発列車に乗って伊予桜井駅に戻ってから歩きはじめる。今日は札所を廻らず、ただ歩くだけ。足どりが重く、やる気がない。2km先に道の駅湯浦温泉の前を通る。名前からして温泉があると思っていたが温泉自体は道の駅には無く、名前だけ。しかも早朝なので開いていない。ガッカリして後にするとこんどは60番横峰寺に向かうへんろ道の標識が。ここで真っ直ぐ国道沿いに歩いて

@     61番の前の駅まで歩いて次の区切り打ちの時に61番前の駅から逆打ちで60番の山に登るか、

A     これから60番まで歩いて次は60番から始めるか、

分かれ道に座り込み大いに迷う。

「う〜ん」

「う〜〜〜〜ん」

 

 

 

「よし、行こう」

考えた結果、予定を変更して60番横峰寺に向かう。昨日の女性遍路に再び会うが今日は荷物無しなので挨拶をして通過。今日で帰るので一度話しをしたかったが結局このとき会ったのが最後だった。途中丹原町の中心街を通り小松町へ、ここから先は県道147号線を歩く。段々民家が少なくなり登り勾配がきつくなる。

最後のカーブを登り詰めたときに道路は終点。沢の水が流れており、ポリタンクで水を汲む地元の車が数台停まっているが歩き遍路はゼロ。休憩所のベンチではノートが置いてあり、歩き遍路のメッセージが書き込まれているが。今日の書き込みは無いようだ。

ここからは約2kmはへんろ道。最初の1kmは沢沿いに登り、沢と別れてからは勾配が増す。荷物が無いので比較的楽ではあるが最後の1kmは辛い。山門が現れ思わず「やったー」

石鎚温泉に杖と笠以外荷物を置いて始発電車を待つ

石鎚山駅ホーム。

前日歩き終えた59番国分寺の2km先、伊予桜井駅まで戻る。

道の駅今治湯ノ浦温泉。名前の割には施設内に温泉がない。(59番から4.5km)

田舎だと遮断機が下りるとワクワクします。

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