区切り第6回(2日目)平成16年9月20日(祝) 天気晴れ
早朝出発で一気に下山
朝5時起床。京都から来た百名山オジサン、北海道から来たオジサン3人起きる。柄杓で洗面器に水を少しだけ張って最少量で洗顔。下着類は着替えたが、白装束は汗臭い。早速日の出を見に外に出るが、ガスが出ていて見えない。残念だが昨日のブロッケン現象で満足だ。
6時に山頂社で儀式があるので参列。神社の宮司が昨日の夕方と同様正装して二礼二拍手一礼したあと、
という声と共に扉が開かれ3つのご神体が現れる(実はこのときは頭を下げているので開いた瞬間は見ることが出来ない)最後に石鎚神社独自の儀式でご神体に触って霊力を頂く儀式が始まり参列者が順にご神体に触り、宮司が背後でホラ貝を吹き鳴らす。早朝の頂上でのホラ貝の音は遠くまで響いたのが印象に残る。
30分ほどで儀式が終わり朝食の準備が始まるが、僕と百名山氏は朝食前に出発。
6:45山頂山荘を出て下山へ。百名山氏は既に下山したので単独での下山。まだガスが流れているので下山しながらなるべく人工物が無い風景写真を撮る。ガスが少しかかっているので自分としてはなかなかの出来だと思うが突っ込みどころ満載である。
下山は鎖場を通らず迂回路をどんどん先に進みノー休憩で成就社に7:50着。1時間5分のハイペースだ。誰もいない成就社で再び参拝。売店で朝食をする事に。何軒か売店があるが、結局昨日カレーライスを食べた売店に入って500円の素うどんを注文。既に汗が出ていたのでうどんを待つ間水を数杯飲んだ後、お茶も飲む。女将さんが出てきて
「今日は山頂で泊まって来たの?」
「はい、そうです」
「これからいろいろ行くところあるんでしょ?」
「ええ、ここから・・え〜と・」
「お弁当お接待しますね、できるまでちょっと待っててね」
昨日来たのを覚えていたのだろう、石鎚山では遍路姿には昨日から一度も会っていない。石鎚神社の白装束とはすぐ見分けがつく。
しばらくしてうどんが出来る。素うどんを頼んだはずだが、
わかめ、揚げ玉、いろいろ入っている。有り難い。
つゆまで食べた後女将さんが戻ってきてお弁当を頂く。お品書きを見ると400円相当だ。
8:20成就社出発、「全部入り」の朝食を食べて再び元気になり下山。すぐに昨日散々な思いをした黒川道の入り口の前を通るが、下山はこの先の今宮道経由なのでそのまま真っ直ぐ、10分後に第64番前神寺奥の院到着。無人で山火事防止のためか灯明台・線香台が無いのでお経を読むだけ。
巡拝に使うお経のアンチョコや持ち鈴を出したリュックの中を漁っていると、ある事に気づく。
大失態である、(その後頂上山荘から自宅に電話が入り郵送して頂きました。スミマセン)
山頂小屋を6:45出発、帰りは鎖場を通らずに迂回
山頂からの日の出は霧で見えなかったので下山しながら景色を楽しむ